南丹市の方から、鍵交換のご依頼

引き戸錠の鍵交換です


今まで使っておられた錠前がだんだん調子悪くなってきたそうで、

急いでいる時に出入りできなくなったら困るので鍵交換お願いしますとの事


鍵穴に鍵をさして回してみると、

回るけど、少し引っかかる

でも回る


この引っかかり感、内部のピンが変形してるか、ピンの筒が劣化で変形してるか。


お使いの鍵をみるとコピーの鍵


もしかしたらコピーがきっちりされていないのかも？


微妙にズレたコピー鍵は、回るけどなんか引っかかりがある回り方をします。



お客様がずっとこれで使っておられて、調子悪くなってきたんなら

粗悪コピーではないと判断。


お客様の言われる通り鍵交換します



取り付けるのはウエスト製の355BT



ディンプルキー で操作性もいい

今まで調子悪かった錠前からすると、びっくりする動きの良さ！



万能引き戸錠というカテゴリーの引き戸錠だから

多くの引き戸に使えます。


引き戸錠の鍵交換はドア2枚を固定する錠前です

ドア2枚を最後まで閉めた時、錠前がぴったり合わさっていないといけません。

引き戸錠を交換する際、そのまま新品を交換してもうまく動作しません。

錠前取り付けの穴が大きめに開けてあり、5ミリ程遊びがあるから

錠前がぴったり合わさらないのです。


新品錠を固定するとき、ぴったり合わせて固定してやればいいのですが


家やドアの傾き、キャスター(ドアの戸車)の摩耗具合で既存の穴ではぴったり合わせて固定できないことが多いです。


今回も既存の穴ではスムーズに施錠、解錠できませんでした。


そこで既存の穴を1ミリ大きくします(錠前がぴったり合うように取り付けるため)

そしてキャスターの位置を調整してやります


それで錠前がぴったり合うように固定できました。


あともうひとつ

引き戸錠の固定はネジでドアを挟み込む感じで固定しています

サンドウィッチのようにはさんでいるだけなので

錠前に強い力がかかると、位置がずれてしまいます


位置ズレにより鍵がかけづらくなります
調子悪いという状態になってしまうのです。


そうならないために錠前固定をプラスネジ固定してしまいます

この355BTにはそのネジは付属されていません
固定用の穴もあいていません

別の穴を固定用の穴に加工します


これにより錠前のみがズレることは全くなくなります。





鍵交換完了後、お客様に動作確認していただくと

スムーズやわ〜と喜んでいただけました









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その他、他社が今は行けない！と断られた場所でも

鍵屋ペテロは行けます