京都の鍵屋ペテロです

綾部市の方から

ロッカーの鍵開けのご依頼



お客様がおっしゃるには

「コクヨ製」だとか。



メーカーが判らないよりは、判った方がいい


ある程度、鍵のタイプがわかるから覚悟できる


メーカーが不明だと一体どんな鍵なのかわからない

ディンプルキー なのか、普通の鍵なのか？


ロッカーの鍵って小さいからお客様のほとんどは

「小さいすぐ開きそうな鍵」と説明してくださいます


いえいえ、そんなことありませんよ〜


小さいからってあなどってはいけません


なかなか手強い小さい鍵


①小さいと鍵穴も小さいから、鍵開け工具が使いにくい

②小さいと作りが単純になりますが、1個のパーツが小さく壊れやすい
壊して開けたらダメな時、大変



コクヨのロッカーなら鍵穴の大きさは大体1センチぐらい

そして簡単には壊れない


鍵屋ペテロの作業スキルで対応できる




うん！いける！

実は鍵屋ペテロ、
鍵の依頼は毎回ドキドキです


鍵屋なのに？


鍵開けが仕事なのに？




そうです、鍵屋なのに！です！！


原因ははっきりしませんが

考えるに


①鍵は1個ずつ微妙に内部形状が違う
②手の技は心と体の調子で大きく左右される


例えば「A」という鍵穴があったとします


このAを開錠するためのマニュアルがあるとします


A用のマニュアル通り練習しておきます


ある日とうとうAの鍵開けの依頼が入ります


鍵屋ペテロは「おっしゃー練習してから絶対開錠できる」


と意気揚々と開錠作業します


そして予想通り「開錠」できます。



また別の日


再びAの鍵穴の開錠依頼


経験がありますから、楽勝ムードで作業


でもすんなり開錠できません

鍵屋ペテロ、苦労して、苦労して、なんとか開錠できました


なんででしょう？


前の時はすぐ開錠できたのに


今日はものすごくてこずった



②手の技はメンタルや体調で大きく変わります

この日は調子悪かったのかもしれません



鍵屋ペテロの調子だけではなく


鍵の内部の作りも関係があると思っています


内部のピンやドライバー

スプリングのバネ厚

経年劣化

などなど、


同じAという鍵穴でも使う人や年数で形が変わっているようです



だからいつもドキドキしながら作業します


鍵屋ペテロはクリスチャンです


イエスキリストを私の神様と信じています


ドキドキしてる時いつも神様に祈りながら作業しています



もちろん技術向上のために練習や工具の開発、メンテナンスはしっかりやります


それでもドキドキは無くならないのです




なんだかドキドキが悪いことみたいに書いてしまってますね



すいません、それは間違いです


ドキドキがいいんです



どんな商売、仕事もその先にはお客様の笑顔があると思うのですが


鍵屋はすぐ先にお客様の笑顔があります



鍵をなくして、ロッカーが開かない


ロッカーが開かないと、何にもできない



困り果てて、鍵屋ペテロに依頼して


その鍵が開いたときの


お客様の安堵された顔


鍵屋でよかったって思います




なんか話それてますね



今日の綾部市のお客様のロッカー鍵開けは

「どれくらいで開きますか？」と聞かれたので


5分ほどで開くと豪語しました。(なんでそんな大きく出たのか不明)


余計にドキドキが増して(当たり前や！)


10分ほどかかりました


左回しで開錠、という触感があるのですが、どーもうまくいかない


お客様にどっちに回して開けますか？と聞いたら

「右回しで開く」と言われ


自分の触感を疑ってしまった


自分を疑うと、やっぱ時間がかかる


結果は左回しでした〜