玄関ドアの下側の鍵がかかりません

修理お願いします


こんにちは、京都の鍵屋ペテロです



玄関ドアに付いている鍵が2箇所あり、

そのうちの下側の鍵がかからないので修理してくださいというご依頼


見せていただくとミワ製のGAS3 という錠前です


サムターンを45度回すとガードロックが出て、ドアが10センチも開かないという
ドアチェーンの役割の機能が付いている錠前

この錠前、一石二鳥なのはいいのですが、不動になり交換という事例が数回あります


今回も錠前自体の故障なのか？


ドアを開けたままで動作確認をすると

ちょっと固いけど、動く

可動部にスプレー油を注油


すると何の問題もなく動きます。


玄関ドアを閉めた状態だと、下側の錠前のみ動きません。

どうやら、受け座の位置が正しい位置ではないようです。


受け座の固定ボルトを緩めて受け座自体の位置を変えてみようとします。


ダメです


位置調整できない固定がされています。

そもそも何故位置不良が起きているのか？


原因は玄関ドアとドア枠の隙間を見るとわかります。

ドアが傾いています


下側の枠に擦れて削れた跡があります。

でも今は擦れていません。

どうやらドアも下側のこすれるところを削ったようです


下側受け座の穴も削って拡げてありました


下側錠前の不調と長く戦ってこられたみたいです


では、鍵屋ペテロのすることは？


①ドアの蝶番にスペーサーを入れてドアの傾きを修正

②受け座の位置を変更できるように加工


以上2点で下側錠前は見事使えるようになりました。


鍵の調子が悪い時はお気軽に鍵屋ペテロまでお問い合わせください
















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