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ドアガードロック交換 トステムポルトNXドア(京都の鍵屋)

2020年06月21日

category:実績

先日、鍵交換させていただいた方の
ドアガードロックの交換です
https://www.p-kagiya.com/blog/single.php?id=189

ドアガードのアームが宙ぶらりんになっていました。

何かカバーが付いていたようですが、完全に取れていて
(というか取った感じ)

どうなっていたのかわかりません


ただこのままでは錠前のかんぬきが引っかかってドアが開かなくなると判断します。

新品に交換です。


お客様に了承いただき、商品を注文して10日後、交換することができました。


新品を見ると、確かにカバーが付いています。

このカバー何でできてると思います?

硬質ゴムです

色とか形を気にしないなら、自作でもできたかも!


でもね〜


鍵屋ペテロの知識不足で

見た目だけ合わせてカバー作って、取り付けてはい!オッケー。


そして、しばらくしたらドアが開かない!なんてことになったら大変です!

ちなみに
元の形状を知らないので自作という選択はありません。


自分の家なら自作でも大丈夫です。
自分で作ったからもし自作カバーが原因でドアが開かなくても原因がわかってるから

対策できます。


今回の場合は仕方ありません。

ペテロの家ではありませんし、問題が起きてすぐに駆け付けられる場所でもありません

新品交換でよろしくお願いします!


新品交換は部品が間違いなければ、すぐ終わります。


今回の場合

交換はすぐでした





そこからが時間かかりました


何かというと


そもそもなぜドアガードロックのカバーが取れたのか?が大事な事でした
(取ったのか?)


そもそもの原因は、ドアガードにかんぬきが引っかかるためにドアガードロックが壊れたんです。


ではドアガードロックが引っかかる原因は何かと言うと


ドアが下がっていてかんぬきが正しい位置に入らなかったためです。

前回の記事でも、書きましたが、ドアの高さ調整をしましたが

ガードロックが新品になる事で、更にシビアにかんぬきが正しい位置に入らなければならなくなりました。


トステムポルトNXのドアヒンジの調整を目一杯します


スムーズには鍵の動作はできようになりました。
でもかんぬきの入る位置を見ると、もう1〜2ミリ程度上側に入って欲しいところです。



何で調整できないのだろう?

ドアの下側のヒンジを土下座するスタイルで覗き込んでみます


なるほど〜


どうも土台が下がってしまっているようです

つまり調整のスタート位置がすでに正規位置より下ということです。

残念
ここまでが鍵屋ペテロの限界です。


土台を底上げするなんてことはできません

ドアを枠から外したらあるいは可能かもしれませんが、一人ではできません。

あと鍵屋ペテロができることは


1、錠前の位置を少しだけ上げてやる


2、ドアガードロックの穴を大きくする


2点とも通常しない作業です。そして加工無しではできない作業。

どこかにキズやネジ穴が見える可能性があります。


どちらもお客様の許可が必要です




今はスムーズに鍵の施錠、解錠はできます。

これから数年後、ドアの重みでドアが下がってきた時、
上記作業が必要になると考えます。


お客様に伝えて今日はここまでです。


















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